本場ロンドンでハリーポッターの世界へ…!
こんにちは。(ただいまイギリスは「こんばんは」の時間帯でございます)
夏からかなりご無沙汰していました。
というのも、ホームステイから寮にお引越ししたり、ホリデー期間中にはヨーロッパ縦断旅なるものを決行しており忙しい日々を送っていたのでブログを書く時間がなかなか見つからず...(言い訳ですね😭)
早いもので、10月も半ばに差しかかりイギリスはいよいよ本格的に寒くなってまいりました。朝晩は3度くらい、日中は10度以上にはなりますが、風がとても冷たいです。
今からこの調子だと真冬はどうなるのかと今から怯えています。。
さて、今回の本題は「ハリーポッタースタジオツアー」でございます!!
世界中の誰もが知っているであろうハリーポッター。
その舞台背景やセット、撮影秘話などを楽しめるというワーナーブラザーズ スタジオツアーへ、イギリス滞在6ヶ月目にして初めて行ってきましたので、その様子をご紹介したいと思います!
こちらに来てから英語版の本は読んでいますが、実はハリーポッターシリーズを3作目(アズカバンの囚人)までしか見たことのない私...そんなにわかでも十二分に楽しめました!
場所はロンドンとは言うものの、かなり何もない所にあります。なんて言ったって建物がとても大きいですからね。
厳しめのセキュリティーチェックを受けて入ると、天井に貼り巡らされた主要登場人物たちの巨大な写真がお出迎えしてくれます。
お土産ショップも見えるけど入りたい衝動を抑え、オーディオガイド(これがよかった!)を有料で借り、いざ中へ。
入口の並ぶ場所にはマグルの世界でハリーが過ごしていた階段下の物置が再現されていました。
入り方はなんともアトラクションチックでした。
詳細をお話したいところですが、あまりネタバレしすぎるのもどうなのかと思うので、詳しくは書かないでおきます。笑
素敵な演出(とだけ言っておきます)が終わり、中に入るとあのグレートホールが目の前に広がります!
両サイドと壇上にはそれぞれ、生徒たちと先生たちの衣装が飾られています。
ちゃんと組み分け帽もありました。
オーディオガイドを聴きながら進むと、ハリーたちの寝室が出てきました。
HPが、Harry Potterですね。
グリフィンドールの談話室も!
上にあるロンのお母さんがハリーにもプレゼントしてくれたセーターが可愛いですよね。(お土産ショップにも売っていましたが高すぎました)
スネイプ先生の魔法薬学の教室です。
壁沿いにずらっと並んだ瓶なのですが、オーディオガイドによると、美術スタッフが肉屋で実際に肉を買って骨だけを液体につけてみるなど、リアリティを出すために様々なものを買いに走ったそうです。
あとは、映画にたくさん登場する絵画たち。あれは、画家さんが有名な絵画などを基に本当に描いたものを、年代物に見せるために上からニスを塗ってひび割れさせて作ったそうです。
ハグリットの小屋に関しても、大小2種類をあらかじめ作り、ハグリット一人のシーンでは小さいセットを使って彼を大きく見せ、ハリーたちも映るシーンでは大きいセットを使い、家具などが大きい中でハリーたちを小さく、ハグリットを大きく見せていたそう。。
こういう細かいところまで苦労を惜しまず作り上げられた作品であったことが垣間見えました。
さらに進むと、来ました。9と4分の3番線!
こんなローブを着たちびっこたちが本当に魔法学校の生徒に見えてくるんですよね...
ホグワーツ特急です。
煙を出して、リアル感がすごくありました。
なんとこの列車、実際に中に入れるんですよ。思っていた以上に狭い車内には、撮影時を思わせるような、お菓子やスーツケース、ジャケットなんかが無造作に置いてありました。
野外にもありまして、これはおそらく「アズカバンの囚人」(3作目)に出てくるバスです。
実際のイギリス中を走っている2階建てバスにもう1階分を付け足して、倒れないように下に重りを仕込み、ロンドンを交通封鎖して撮影したそうです。おどろき。
特殊メイクコーナーもありました。
真ん中はグリンゴッツ銀行で働いているゴブリンのマスクです。
ハリーポッターシリーズは、意外にもCGより実写が多いようだったのでそれも驚きでした。
ツアーも終盤、ダイアゴン横丁へ来ました。
等身大のセットに大興奮です。
最後に最大の見せ場を持ってくるあたり、うまいなぁと思いました。
突如現れるホグワーツ城...!
実際に映画で使われた岩の上に建つ巨大な模型です。
精巧に造られたこのお城は、本当に圧巻でした。これがホグワーツ城かぁ!!という感じ。USJでは見られない全体像、周囲をぐるりと見て回ることができます。
ツアーの終わりは、オリバンダーの店。
映画で使われたセットは、美術スタッフが何万とある杖の箱を一つ一つほこりを被せて細工したと言うからもう感嘆です。
私が幼い頃から繰り返し見てきた「賢者の石」を筆頭に、今も世界を魅了し続ける映画「ハリーポッター」は、俳優女優さんはもちろんのこと、数多くの人々の努力の結晶なのだと感動させられました。
イギリスに来てから何度も目にも耳にもする「ハリーポッター」。この作品はイギリスという素晴らしい国が廃れない限り、これからも人々を魔法の世界へと誘ってくれるのでしょう。
そして、映画の4作目以降も見ようと決心したまろきちなのでした。。