ヨークへ日帰り旅
こんにちは!
オックスフォードにて留学中のまろきちです。
12月に入り、イギリス中がクリスマスで活気付いています。
最近はロンドン観光に明け暮れていましたが、今回少し足を伸ばしてみようと思い立ち、北部にあるヨーク(York)という町に行ってきました。
*写真多め+長めです。
イギリスで最大の大きさを誇るゴッシク聖堂、ヨーク・ミンスターに見守られた古都です。【地球の歩き方より】2000年もの歴史があるヨークには、映画『ハリー・ポッター』に登場するダイアゴン横丁(Diagon Alley)のモデルとなった道もあるんです!
オックスフォードやロンドンとは違った雰囲気を感じてみるには絶好の場所だと思い、観光してきたのでレポートします。
ヨークへは、ロンドンのキングス・クロス(King's Cross)駅からだと、電車で直通(約2時間)で行けます。
私は朝の9:45出発で、11:48にヨーク駅に到着しました。
駅を出るとさっそく城壁がお目見え。
☆ヨークの見所は城壁の中に集まっている
町が城壁に囲まれており、こぢんまりとしているので歩いて周れます。しかも、城壁に登って一周とまではいきませんが、ぐるっと周ることができ、違う角度からのヨークを楽しめます!
駅から一番近くの階段から、さっそく登ってみました。
上からの眺めはこんな感じ。遠くにヨーク・ミンスターが見えます。
ずーっと城壁が続いています。
上から見たヨーク駅。かなり大きな駅です。
☆ヨークは町歩きが楽しい
城壁を西側に進み、途切れたところで降りて町歩きを開始しました。
なんだか建物が全てガタガタしていて、それがおもちゃみたいで可愛い。
しばらく進むとウーズ川に差し掛かります。
この眺めも素敵です。
橋を渡り、中心部とは少し逆へ南下してみました。
お目当はこれ。
クリフォーズ・タワー(Clifford's Tower)です。
13世紀にヨーク城の見張り台として建てられたそう。町を歩いていると突然現れます。
上にも登れますが、今回はパス。。
何と言っても、ヨークは本当に街並みが綺麗です。私の住んでいるオックスフォードも素晴らしいですが、こちらも負けていません。
クリフォーズ・タワーの斜め向かいにある、赤レンガの建物だらけの道。
時計台のある大きな建物は、裁判所だと思われます。
さて、クリフォーズ・タワーをあとに、てくてく歩いて中心部へ向かいました。
City Centreはかなりの賑わい!
アパレル店や雑貨屋さんなどがあり、クリスマス一色です。
こちらにもゆがんだ建物が。
ヨークでは、このタイプの建物を非常によく見かけましたね。
有名なチョコレート屋さんで、お土産と自分用にボンボンショコラを一つ買ってみました。
チョコはいつ食べてもおいしいです...。
チョコレート屋さんの前には、子供用のウィンター・ワンダーランドが。
メリーゴーランドや滑り台などもあって、みんなキャッキャと楽しんでいました。
町の所々にあった氷アートがとても素敵でした。
お城(写真)やトナカイ、オラフなんかもいました(^ ^)
☆ハリー・ポッターのダイアゴン横丁がある!
この道が、モデルとなった場所、シャンブルズ(Shambles)です!
1階よりも2階、2階より3階が前に突き出しているという、不思議な建物が連なっています。このいびつな建物たちが、ダイアゴン横丁を彷彿とさせますね。
この道には、可愛い雑貨やカバン、お土産などを取り扱っているお店が立ち並んでおり、一軒一軒入ってみたくなりました。
歩くだけでも楽しい通りです。
お昼間は観光客で大混雑なシャンブルズですが、夜になるとこのように人もまばらになります。
お昼とはまた違った雰囲気です。この写真の方が、建物が上に行くにつれてせり出しているのがより分りやすいかもしれません。
☆町のシンボル、ヨーク・ミンスター
シャンブルズを抜けてさらに歩くと、ヨーク・ミンスターに出会えます。
その大きさは本当に大迫力。
とてもじゃないけどカメラに収まらないので、iPhoneのパノラマ機能に頼ります。
中に入るには料金がかかります。
一般は£10(約1,500円)、学生は£9(約1,300円)
私はタワーにも登りたかったので、入場料とタワーの料金が一緒になったチケットを購入しました。
一般£15(約2,200円)、学生£14(約2,000円)
ちなみに、タワーに登れるのは8歳以上だそうです。それくらい、階段が狭くて急で長かったです。笑
内部はこんな感じです。
シンプルですが、綺麗すぎませんか...。
ヨーロッパに来てから様々な教会を訪れましたが、これは上位に入ります。そしてそれと共に、私の教会の内部を撮る能力も確実に上がってきたように思います(笑)
(いつも数枚は撮るのですが、この写真は一発OKでした)
絶景を見るため、タワーにも登りました。
階段があまりにも狭いため、時間指定のツアー形式で20人ほどで一緒に登りました。
275段登りきると、、、
セントラルタワーからのこの眺め!
360度町が一望できました。ダイアゴン横丁もしっかり見えましたよ。
☆思わず入ってみたくなるお店がいっぱい
このお店、本当に可愛かったですよ!
ホームページも素敵だったので飛べるようにしておきました。
種類の豊富なソープ専門店です。
今回はクリスマスシーズンだったのでサンタやトナカイ、雪だるまなどをモチーフにしたものがたくさん置いてあり、あまりにも可愛くて目が輝いてしまいました。
クリスマス以外のものでもラブリーなソープやバスボムなどが所狭しと置かれていました。お土産にもってこいのお店だと思います。
(レジが異常なほど並んでおり、時間が限られていたので何も購入しませんでした。)
その他、シャンブルズや町歩きをしていると、かなりの頻度で可愛らしいお店に遭遇しました。お土産探しには困らなさそうです。
☆おしゃれなカフェがたくさんある
ヨークにはカフェもたくさんありました。
ここはYork Cocoa House(チョコレート専門店)です。
チョコレートが種類豊富に販売されており、イートインスペースがありますがドリンクをテイクアウトすることもできます。
私はホットチョコレートを買って歩きながら飲みました。寒い季節にはぴったりの飲み物ですね。おいしかったです。
そしてもう一つ。
ベティーズという老舗のアフタヌーンティールームです。
がっつりしたお食事系もあったので、カフェのみの利用でなくてもいけそうです。夕方16時頃に行くと、少し並びました。
もちろん、有名なアフタヌーンティーを楽しみたいところでしたが、残念なことにあまりお腹が減っていなかったため、紅茶のみをオーダー。
Spiced Christmas teaという、どうやらクリスマス限定の紅茶にしてみました。アールグレイにオレンジやシナモンやらがミックスされているようで、ほんの少しスパイスが効いておりました。素敵な空間と素敵な店員さんのおかげで美味しくいただきました。
((ヨーロッパに来てからの成長その2 (その1は教会の写真):紅茶をブラックで飲めるようになりました。))
その後、帰りの電車の時間までは、町中にあるクリスマスマーケットを散策しながらバーガーを食べ、最後まで町の雰囲気を楽しみました。
クリスマスならではのデコレーションや、町中に溢れるクリスマスの音楽、ストリートコーラスなどにも出会えたので、この時期に来てよかったと思います。また新たなイギリスのクリスマスを楽しむことができました。